八掛
はっかけ
名詞
標準
lining for cuffs and hem of a kimono
文例 · 用例
たとえば今日は百円くらいの売行きはあろうと思っても、夕立その他の万一の故障に備えて、その八掛け八十円だけの製造に止める。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
いかに見込の八掛けで手がたく構えていたとしても、前日より用意しなければならぬパンの原料が、次の日の悪天候で処分し尽せぬということは時に免れぬものである。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
たとえば百円の売れ行きはあると思っても、雨天その他第一の故障に備えてその八掛け、即ち八十円の製造に止めることであります。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
まるで大学生の着るようなこまかいさつまがすりの袷をきせられている早苗は、赤いはっかけ(すそまわし)を気にして、ときどきうつむいて見ている。
— 壺井栄 『二十四の瞳』 青空文庫
「なんと、じみすぎておかしいかと思うたら、赤いはっかけでひきたつこと。
— 壺井栄 『二十四の瞳』 青空文庫
作例 · 標準
着物の八掛の色を選ぶのは、全体の印象を決める上で重要だ。
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この振袖の八掛は、表地とは異なる鮮やかな色が使われている。
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昔の着物は、八掛にも凝った刺繍が施されていた。
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