遊芸
ゆうげい
名詞
標準
artistic accomplishments
文例 · 用例
女の嗜みになる遊芸の道も仕込まれた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
遊芸園の東隣の女子学校へ、巡邏の支那兵が昼間|闖入した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
遊芸の稽古所というものも著るしく減じた。
— 岡本綺堂 『思い出草』 青空文庫
彼女は隣りの材木屋の娘などがしていたように、踊りの稽古に通っていたが、遊芸が好きとは行かず、男の子のような悪さ遊びに耽りがちであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
三越の番頭が見立ててくれた青い色の袷に縫紋、白の博多帯、黄色く光る袴、紫がかった羽織、白足袋にフェルト草履、上品な紺羅紗のマントに同じ色の白リボンの中折れという馬鹿馬鹿しくニヤケた服装が、不思議に似合って神妙な遊芸の若先生に見えた。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
遊芸百般に於ても、僕などとても、足もとにも及ばない。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
他の遊芸は知らずと謂う、三味線はその好きの道にて、時ありては爪弾の、忍ぶ恋路の音を立つれど、夫は学校の教授たる、職務上の遠慮ありとて、公に弾くことを禁じたれば、留守の間を見計らい、細棹の塵を払いて、慎ましげに音〆をなすのみ。
— 泉鏡花 『化銀杏』 青空文庫
かくの如く、其能楽に於て、河原演劇に於て、又は其遊芸に於て、もしくは其会話の語調に於て、極めて明晰なる区別あることを知らむ。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は茶道や華道といった遊芸に長け、その美意識は周囲を魅了した。
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昔の貴族は、和歌や舞踊などの遊芸をたしなむことを重要視していた。
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彼は幼い頃から様々な遊芸を学び、将来は芸の道に進むことを決めた。
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