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れき
名詞
1
標準
文例 · 用例
そこで自分は、諄々として前からの考へを披した。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
だが此等のことについては、他日また別の機會で詳論し、大に君に對する僕の反對意見を披しよう。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
作家が自分を築き上げる上にホイットマンから受けた所を、秩序も研究もなく雑然と披しているのに過ぎないのです。
"Not till the sun excludes you, do I exclude you; ●「或る女」巻頭のホイットマンの詩 青空文庫
だが次の瞬間に湧き上つた気持を直接その看護婦に披した。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
殊に日本北アルプスの飛騨山脈南部などでは、硫黄岳という活火山の降灰のために、雪のおもてが、青を塗ったように黒くなることがある、「黒い雪」というものは、私は始めて、その硫黄岳の隣りの、穂高岳で見た、黒い雪ばかりじゃない、「赤い雪」も槍ヶ岳で私の実見したところである。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
しかし大石の下になって凍っている雪などを見ると、内部からの光の反射を妨げるために、暗黒で透明で、青の色に見えることがある。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
我れを贖う者が後必ず地の上に立たんとのヨブの大信仰の披に対して、天はヨブの罪を顕わし地は興りてヨブを攻めんという(明かにヨブとはいわず、しかし勿論ヨブを意味するのである)。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
結局、僕ひとり、誠実を披して、僕の希望を述べなければならぬ。
太宰治 正義と微笑 青空文庫