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緩急自在

かんきゅうじざい
名詞形容動詞
1
標準
varying the tempo or speed (of something) at will
文例 · 用例
これらのシーンの推移のテンポは緩急自在で、実に目にも止まらぬような機微なものがある。
寺田寅彦 映画時代 青空文庫
こういったようなものが緩急自在な律動で不断に繰り返される。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
それも緩急自在な芸術性さえ備えている。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
緩急自在、ジリジリと、剣の極意によって、神妙だからねえ」「しかし、玄斎先生のほかにもう一人、花子夫人に云い寄った初老の人がある。
坂口安吾 影のない犯人 青空文庫
折檻させたり、やめさせたり、緩急自在に操って、倭文子を責める武器としているのだ。
江戸川乱歩 吸血鬼 青空文庫
作例 · 標準
エースピッチャーは、緩急自在な投球術で相手打線のタイミングを巧みに外し、見事に完封勝利を収めた。
指揮者の緩急自在なタクト捌きによって、壮大な交響曲のドラマチックな展開がより一層際立っている。
彼は緩急自在な語り口で聴衆の心を掴み、会場全体をいつの間にか自分の世界観に引き込んでしまった。
市場の動向を冷静に見極め、攻め時と守り時を使い分ける緩急自在な経営判断が、創業以来の急成長を支えている。