遠い目
とおいめ
表現
標準
distant look
文例 · 用例
遠い目標はおそらく、共有し続けてきたのだろう。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
遠い目白台の鐘である。
— 永井荷風 『西瓜』 青空文庫
佐山 ……(遠い目つきで花岡を見る)……忘れていたんですよ。
— 三好十郎 『胎内』 青空文庫
多計代は、そこに保も伸子もいないような遠い目つきで、正面のドアの方を見ながら茶をのみかけていたが、急にそのまま湯呑みを食卓の上へおいて、洗面所の方へ立って行った。
— 宮本百合子 『二つの庭』 青空文庫
目標を小刻みにするということは、決して遠い目標から眼をそらすことではありません。
— 下村湖人 『青年の思索のために』 青空文庫
遠い目標に眼を注げばこそ、小刻みの目標を見出す必要があるのです。
— 下村湖人 『青年の思索のために』 青空文庫
西洋人形へ京人形の首をつけたような、洋服とは甚だ縁の遠い目鼻立ち、―――それもそのままにして置けばいいのに、成るべく縁を近くしようと骨を折って、彼方此方へ余計な手入れをして、折角の器量をダイナシにしてしまっている。
— 谷崎潤一郎 『痴人の愛』 青空文庫
インド独立はまだまだ遠い目標だが、インドがアメリカ帝国主義を放逐するための援助を実行する局面に達したとき、背後に踏み固められていない土地を一切残して置きたくはない。
— C. スミス C. Smith 『西洋科学は素晴らしい』 青空文庫
作例 · 標準
彼は遠い目をして、故郷の空を眺めていた。
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彼女の遠い目には、深い悲しみが宿っていた。
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昔話をするとき、祖父はいつも遠い目になる。
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