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箸休め

はしやすめ
名詞
1
標準
entremets
文例 · 用例
」 礼之進は提革に掴りながら、人と、車の動揺の都度、なるべく操りのポンチたらざる態度を保って、しこうして、乗合の、肩、頬、耳などの透間から、痘痕を散らして、目を配って、鬢、簪、庇、目つきの色々を、膳の上の箸休めの気で、ちびりちびりと独酌の格。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
寿平次はそれを見渡しながら、箸休めの茄子の芥子あえも精進料理らしいのをセカセカと食った。
第二部上 夜明け前 青空文庫
彼女は客や主人の膳の上にある箸休めの皿をさげて、娘お粂が順に勝手の方から運んで来るものをそのかわりに載せた。
第二部下 夜明け前 青空文庫
焼き海苔、柚味噌、それに牡蠣の三杯酢ぐらいの箸休めで、盃のやりとりもはじまった。
第二部下 夜明け前 青空文庫
……岩魚の煮びたしに鮎の塩焼、それはいいが箸休めの小皿にばったの佃煮があったのには驚いた。
山本周五郎 新潮記 青空文庫
この実を塩漬けにすると香りのよい箸休めになる、と云っていたが、妻の生きているうちには一つか二つしかならなかった。
山本周五郎 改訂御定法 青空文庫
――宗兵衛が要屋のことで相談に来たとき、直衛もそれをみつけ、亡くなった妻の初尾が、塩漬けにするといい箸休めになる、と云ったことを思いだしたものであった。
山本周五郎 改訂御定法 青空文庫
焼魚の次ぎに汁椀を取ったり、箸休めの小鉢の代りを命じたり、蒸し鳥のあとで、煎り鳥を注文したりする、そしてその一品ごとに必ず値段を訊くのである。
山本周五郎 ひやめし物語 青空文庫
作例 · 標準
脂っこい料理の後に、さっぱりとした酢の物が箸休めに最適だ。
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コース料理の途中で出てきた季節野菜の煮物が、良い箸休めになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ちょっとした会話も、仕事の合間の良い箸休めになる。
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ウィキペディア

箸休め(はしやすめ)は、日本料理中に見られる料理(おかずや惣菜)の一形態で、食事の途中で気分転換や口の中をさっぱりさせるために供されるものである。例えば、刺身などのメイン料理に揚げ物が付け合わせとして用意される。

出典: 箸休め — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0