内柱
ないちゅう
名詞
標準
endostyle
文例 · 用例
其序に衆人愛護若の噂、昔から世挙つて引三味線の調子に乗つて来る馬に唐鞍箱に納る刃の大刀に血ぬらずして、悪人追退伝る家の内柱は、ずつしり据つて動かぬ一つ松。
— 折口信夫 『愛護若』 青空文庫
「年甲斐もないちゅうのは、こっちのことや。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
ローソクでがすから闇じゃないちゅう訳で……。
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
それでもこの節はおとよさんのきげんがとり切れないちゅう話だ。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
あなたもあなたですよ、イワン・グリゴーリエヴィッチ、この人が一体どんな農奴を買い取ったか、それを訊かないちゅう法がごわすかい?
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
「安さんがお前、電車にしかれて、あぶないちゅうが……」 帰ると、母は寝床の中からこう云った。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
「安さんがお前、電車にしかれて、あぶないちゅうが……。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
浜勇のいう話によりますと、和武ちゅう人は、口前が上手で、ケチで下品で、とても華族ちゅう肩書の他には、とンと取柄がないちゅう結果になります。
— ――二川家殺人事件 『黄鳥の嘆き』 青空文庫
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