幻辞.com

苗植え

なえうえ
名詞
1
標準
文例 · 用例
土地の人たちは正月の味噌搗きに取りかかるころから、その年の豊作を待ち構え、あるいは杉苗植え付けの相談なぞに余念もなかった。
第一部上 夜明け前 青空文庫
苗植ゑしわが手づからに待焦れたる果物とうつくしき葡萄の総をわれは摘むべく。
仏蘭西近代抒情詩選 珊瑚集 青空文庫
佐渡の二見などの三把苗植でも、楢の一枝をその三把の苗の真中に插して、ここを植えるときに田の神|節を歌い、またその楢の枝を田の神降臨の目標だといったそうだが、これまたすでに植田の中のことであって、苗代においてはその苗がいかに取扱われていたかを知ることが出来ない。
柳田国男 年中行事覚書 青空文庫