湯をわかす
ゆをわかす
表現動詞-五段-サ行
標準
to boil water
文例 · 用例
湯をわかすことを命じてから暫くうと/\した。
— 牧野信一 『明るく・暗く』 青空文庫
そこであわてておじいさんがお湯をわかすやら、おばあさんがむつきをそろえるやら、大さわぎをして、赤さんを抱き上げて、うぶ湯をつかわせました。
— 楠山正雄 『桃太郎』 青空文庫
七輪にやかんをかけて湯をわかす。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
このあいだにモコウは、二つの大きな石をならべてかまどをつくり、それに大なべをかけて湯をわかすと、ゴルドンらは海ひょうの皮をはいでその肉を六七百匁ほどの大きさに切り、どしどしなべにほうりこんだ。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
そのとき、女中は台所でミシンで、自分の前掛を縫って、湯をわかす間自分は、家庭労働者の сoюз〔団結〕について話す。
— 一九二八年(昭和三年) 『日記』 青空文庫
湯をわかすくらいは、強火でわかしても、弱火でわかしても、なんの変わりもあるまいと思うかもしれませんが、弱火で煮えている湯で、お葉でもゆでてごらんなさい。
— 羽仁もと子 『女中訓』 青空文庫
いつか身は不治の病に腸と胃とを冒さるるや寒夜に独り火を吹起して薬飲む湯をわかす時なぞ親切に世話してくれる女もあらばと思う事もあったが、しかしまだまだその頃にはわたしは孤独の佗しさをば今日の如くいかにするとも忍び難いものとはしていなかった。
— 永井荷風 『雨瀟瀟』 青空文庫
午後には火をたき湯をわかすには、炎熱中には随分大なる困苦たり。
— 関寛 『関牧塲創業記事』 青空文庫
作例 · 標準
「もう頭が混乱してる!」彼女は圧倒されて告白した。
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