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ゴブラン

ゴブラン
名詞
1
標準
Gobelins
文例 · 用例
それから部屋の隅の紐を引くと、部屋の三方の眼界を遮っていたゴブラン織の窓掛がスルスルと開いた。
夢野久作 女坑主 青空文庫
緑のゴブラン織のやうな蔦の茂みを背景にして背と腰で二箇所に曲つてゐる長身をやをら伸ばし、箒を支へに背景を見返へる老女の姿は、夏の朝靄の中に象牙彫りのやうに潤んで白く冴えた。
岡本かの子 蔦の門 青空文庫
さるにても、山川の美しさは、春や秋のは言わばデパートメントの売り出しの陳列棚にもたとえつべく、今や晩冬の雪ようやく解けて、黄紫赤褐にいぶしをかけし天然の肌の美しさは、かえって王宮のゴブランにまさる。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
この箪笥の側に旅行用の鞄、杖、洋傘などいろ/\窓ゴブラン織の厚い窓掛、別にレエスの窓掛。
島崎藤村 桃の雫 青空文庫
窓に向つて机、肘掛椅子、堅い椅子、敷物洗面臺暖爐  寢臺(燭臺置物、便器入れ兼用)                      部屋の入口の扉 この寢臺、置箪笥、ゴブラン織の窓掛なぞは部屋についた造作と見ていゝ。
島崎藤村 桃の雫 青空文庫
洗面臺の上には造花模樣の陶製洗面器と、同じ陶製の水さしとが置いてあつたが、下宿のあるところから遠くないゴブランの町の陶器店で手に入れ得る程度のものだ。
島崎藤村 桃の雫 青空文庫
私の眼にも判る一|大きさ小さなゴブラン織りの宮廷靴が、蹴合いに勝って得意な時の鶏の足のような華奢な傲慢さで絨毯の毛波を押しつけていた。
Mrs. 7 and Mr. 23 踊る地平線 青空文庫
時にはまたゴブランの市場に近い貧しい町々の方へ。
島崎藤村 新生 青空文庫
作例 · 標準
美術館の壁一面に飾られた巨大なゴブランは、王室の繁栄を象徴する豪華なものだった。
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アンティークショップで、18世紀に製作されたという貴重なゴブランを見つけた。
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その貴族の館には、繊細な意匠が施されたゴブランが数多く飾られていた。
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