カドリール
カドリール異読 カドリーユ・カドリユ
名詞
標準
quadrille
文例 · 用例
)わが家へと入りてみれば なごやかにうちまじりつつ秋の日の夕陽の丘か炊煙か われを暈めかすもののあり 古き代の富みし館の カドリール ゆらゆるスカーツ カドリール ゆらゆるスカーツ 何時の日か絶えんとはする カドリール!
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
)それは「僕の故郷のケンタツキーの家」「|悲し、悲し、悲し」「青い鳥」「カドリール」「星条旗の下に」等であつた。
— 牧野信一 『幽霊の出る宮殿』 青空文庫
そして、「お前はわたしを愛してゐるか――」 といふ唄をうたひながら、カドリールの調子でもとつてゐるかの脚どりで脇道へそれたりした。
— 牧野信一 『タンタレスの春』 青空文庫
からりとした男児運動場のところへ、ベビー・オルガンをもち出して、六年女児は体操の時間にカドリールとコチロンを習った。
— 宮本百合子 『藤棚』 青空文庫
二人の将校はわたしたちの後に立って、おしきせとの問答をきいていたが、なかの一人が、わたしに向って、カドリールでも踊る時のように、腰をこごめながら、「あなたは日本の女の方ですね」と云った。
— 宮本百合子 『ワルシャワのメーデー』 青空文庫
然しそれは私達のカドリールの絶えざる伴奏になっていた。
— 牧野信一 『ゼーロン』 青空文庫
飛行長の手をひいて短い鉄の階段を二つばかり降りたとき、雲のなかから滲みだすように爆音がひろがり、P51のエスカドリールが引鶴の群のように頭のうえを通って行った。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
」と言い直すと、)「なら、ごぞんじねえわけですな、うっきうきのロブスターのカドリールは!
— ALICE'S ADVENTURES UNDER GROUND 『アリスの地底めぐり』 青空文庫
作例 · 標準
宮廷夜会の広間では、着飾った貴族たちがバイオリンの調べに合わせてカドリールを踊っていた。
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馬術競技のカドリールでは、数頭の馬が完璧な連携を見せ、砂の上に美しい図形を描き出す。
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音楽史の講義で、18世紀に流行したカドリールが後の社交ダンスに与えた影響について学んだ。
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