論書
ろんしょ
名詞
標準
textbook of Buddhist treatises (containing interpretation of the sutras)
文例 · 用例
勿論書を讀んで深く考へたら、道に到達せずにはゐられまい。
— 森鴎外 『寒山拾得』 青空文庫
勿論書いて見ない内は、どんなものになるやら分らない。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
」「無論書きますよ、然し僕は現在では書く気がしません、私は暫く自分の生活を瞶めた後で、ほんとうに書いたといふ気持が自分の胸にドサンと響く様なものを……」「飽までも体験に待つ。
— 牧野信一 『眠い一日』 青空文庫
無論書斎の空想で、実行する意があったとも思われなかったが、計画は頗る科学的であった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
包世臣は書のことには精苦に思ひを費した人であつて、其論書を讀むと、極めて綿密に研究をした事が分る。
— 内藤湖南 『北派の書論』 青空文庫
というよりはむしろほとんど忘れ果てて、社会評論とも文学評論ともつかない妙な評論書きになってしまった。
— 大杉栄 『続獄中記』 青空文庫
哲學においては、概論書から入ることを必ずしも必要としないし、またそれが必ずしも最善の道でもないのである。
— 三木清 『哲學はどう學んでゆくか』 青空文庫
これは概論書を讀むよりももつと大切なことである。
— 三木清 『哲學はどう學んでゆくか』 青空文庫
作例 · 標準
仏教の教義を学ぶためには、まず『論書』を読み、その思想の根幹を理解する必要がある。
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この『論書』は、数百年にわたる仏教思想の発展を概観できる貴重な資料だ。
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彼は、僧侶としての修行の一環として、難解な『論書』の読解に日々励んでいる。
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