火の精
ひのせい
名詞
標準
fire spirit
文例 · 用例
だが、滝のザンザと落ちる前で銀色のヴェールをふって、水の精が踊り、数人の火の精がとびはねるだけのこととなった。
— 宮本百合子 『ソヴェトの芝居』 青空文庫
その仕掛花火よりも見事な、すさまじい火焔の中に、あの数人の全裸体の美少女が、右往左往するさまは、まるでそれが火の精であるかのように、美しく彩られて、海浜都市のKの丘の上に、妖しい狂舞が続けられていた。
— 蘭郁二郎 『鱗粉』 青空文庫
それでボイルと同じ頃のドイツの学者で、ベッヘルという人がこのボイルの説をとり上げて、すべて物が燃えるときには、一種の「火の精」とでもいうものが火から追出されて他の物にくっつくのだと説明しました。
— 石原純 『ラヴォアジエ』 青空文庫
「火の精」と云ってもどんなものか、よくはわからないのですが、その後これがフロジストン(燃素)という名で呼ばれるようになりました。
— 石原純 『ラヴォアジエ』 青空文庫
「火の精 サラマンデル 燃えよ。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫
「ジエィン、あなたを少しは怒らせるだらうけれど――そしてあなたが怒つた時には、どんなに恐しい火の精になり得るかも知つてゐるけれど。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
作例 · 標準
ファンタジー小説の中で、火の精がゆらゆらと踊りながら魔導士の問いに答えた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
暖炉の炎の中に、いたずら好きな火の精が潜んでいるような気がして、じっと見入ってしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
伝承によれば、この火山の噴火は怒れる火の精の仕業だと信じられている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview