剣術使い
けんじゅつつかい
名詞
標準
fencer
文例 · 用例
そのあいだに黒猫というお景物が付いたので、事がすこし面倒になりましたが、むかしの剣術使いなどのやりそうな悪戯です。
— 槍突き 『半七捕物帳』 青空文庫
剣術使いがひとりで剣をふり回したり、絵かきが目的なしに線をひいたりするたぐいの、試筆ともいうべきもので、作者自身の「お詫び」言葉のとおりこれはむろん探偵小説ではない。
— 平林初之輔 『四月号の創作三つ』 青空文庫
女に剣術使いはあるめえと思い込んでかかったのが目ちげえさ。
— やまがら美人影絵 『右門捕物帖』 青空文庫
なるほど、犬の顔にも裏表があるかもしれねえがね、よしんばお駒が免許皆伝の剣術使いであったにしても、包丁はドス、そのドスが血によごれて、死骸のそばにころがっておったと、万兵衛のだんなが詳しくご披露なすったんだ。
— やまがら美人影絵 『右門捕物帖』 青空文庫
なにも、敵討ちの邪魔をしたいばかりが、おいらの望みでもない――あの美い男の雪さんと、この角張った剣術使いを血みどろに戦わせて、高見の見物は、ちっと、胸のすくことかも知れないよ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
九 平馬に駆り集められて、面白半分、雪之丞|折檻の役割を、買って来た剣術使いたち、「かやつ、御存分に――」 と、主人に唆かされて、いずれも、大刀を引き寄せると、足袋はだしで、庭上に飛び下りた。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
」「さあ何んでござろうの」剣術使いの佐伯|聞太は、大刀を膝の辺へ引き付けながら、「鉢伏山から狐めが春の月夜に浮かされてやって来たのでもござろうか」「ナニ狐?
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
しかしもちろん急抱えの剣術使いや浪人とは違う。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
作例 · 標準
彼は村一番の剣術使いとして、子供たちの憧れの的だった。
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旅の途中で出会った老人は、かつて名を馳せた剣術使いだった。
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どんなに優れた剣術使いでも、不意打ちを防ぐのは容易ではない。
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