鶏場
にわとりば
名詞
標準
文例 · 用例
卒業後、漁師の手伝い、養鶏場の番人、炭焼きの手伝い、呉服屋の行商人などの職業を転々とする。
— 短歌集 『小熊秀雄全集-1』 青空文庫
ちょうどあの裏に父の地所が少しばかりありますから、じゃあ、養鶏場もそこにしたらいいと思いますわ。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
八月二十九日 大巻の祖父が村の大工をつれて来て、父と養鶏場設計の相談をはじめた。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
もうはじまる、おれはあっちへ行くよ」 吉青年が行ったあと、雑木林の近くまで忍んで行くと、木立の間から、花々しいほどの闘鶏場の風景が見えた。
— 久生十蘭 『春の山』 青空文庫
玉井の旦那は、バクチの後見なんぞのようなことは、なされんでしょ」「それでも、こないだ、うちの子分が話しよったが、島崎が宰配しとる金比羅山の闘鶏場にゃ、玉井金五郎も顔出ししとったちゅうぞ。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
闘鶏場も、鉄火場も、開帳のたびごとに、不意討ちを食った。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫