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双六

すごろく異読 すぐろく・スゴロク
名詞多音語
1
標準
race game (board game played with dice in which the object is to reach the end of a track)
文例 · 用例
甲府へ戻って、大宮吉田を振りだしに、富士山を「上り」とした道中双六の「さい」は、おのずと収められる。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
そこで、また、汽車で品川へ戻り、そこから道中|双六のように一足一足、上りに向って足を踏み出すのである。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
勝負事を否定する(第百十一段)かと思うと、双六の上手の言葉を引いて(第百十段)修身治国の道を説いたり、ばくち打の秘訣(第百二十六段)を引いて物事には機会と汐時を見るべきを教えている。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
私の幼時に愛した木版の東海道五十三次道中|双六では、ここが振りだしになっていて、幾人ものやっこのそれぞれ長い槍を持ってこの橋のうえを歩いている画が、のどかにかかれてあった。
太宰治 青空文庫
何から何まで人手にかけずに育て上げて、ようよう妙齢になって来ると、裁縫だけは別として、茶の湯、生花、双六、歌留多、琴、三味線、手踊りの類を自分の手一つで仕込んだ上に、姿が悪うなると言うて、お粥と豆腐ばっかり喰わせおる。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
宿屋の硯を仮寝の床に、路の記の端に書き入れて、一寸御見に入れたりしを、正綴にした今度の新版、さあさあかわりました双六と、だませば小児衆も合点せず。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
中にあの三|間間口一杯の布袋が小山のような腹を据えて、仕掛けだろう、福相な柔和な目も、人形が大きいからこの皿ぐらいあるのを、ぱくりと遣っちゃ、手に持った団扇をばさりばさり、往来を煽いで招くが、道幅の狭い処へ、道中双六で見覚えの旅の人の姿が小さいから、吹飛ばされそうです。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
東海道は五十三次、この雲助が居ねえじゃ、絵にも双六にもなるんじゃねえ。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
作例 · 標準
お正月の家族の集まりで、大きな手作りの双六をして大いに盛り上がった。
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彼はサイコロを振り、「やった、上がりだ!」と声を弾ませて双六の駒を動かした。
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懐かしい双六のボードを見つけると、子供の頃の楽しい思い出が次々と蘇ってくる。
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2
標準
ban-sugoroku
作例 · 標準
平安時代の貴族たちは、美しい盤の上で行われる盤双六に熱中し、夜を徹して遊んだという。
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彼は古い文献を紐解き、盤双六の失われた複雑なルールを現代に再現しようとしている。
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双六の駒を慎重に進めながら、彼は相手の次の出方をじっと伺っていた。
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