送り狼
おくりおおかみ
名詞
標準
man who escorts a woman home, only to make a pass at her
文例 · 用例
気まぐれだから送り狼に化けぬとも限らんよ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
土地の者が付いていねえとどんな間違いが起るかも知れねえ」 まずこう嚇して置いて、彼は無理に送り狼になろうとすると、女は別に拒みもしないで、黙って彼に送られて行った。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
おれは送り狼になりたくたい」 そう思ったので、小沢はもうサバサバした声で言った。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
田圃を通り過ぎると、人家が又ちらほらと見えて来て、一軒の大きな家の前に着きますと、送り狼のような男たちは二、三人さきへ駈け抜けて内へはいりました。
— 岡本椅堂 『子供役者の死』 青空文庫
では、どうぞお先に、うしろから送り狼が五六匹狙うているようでござりますゆえ、ちょッと追ッ払ってから参ります」 何者か編笠の中の正体を見届けようとつけ狙って来た小者の方へ、ずいと静かにふり向くと、パチンと高く鍔鳴りをさせました。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
まるで、送り狼のような「フラム号」の出現。
— 遊魂境 『人外魔境』 青空文庫
一致するとか云うことは、考えられもしないことでありながら、送り狼のようにひっついて来られるのは、ほんとうに苦痛だ、たまらない。
— 一九一六年(大正五年) 『日記』 青空文庫
」「オッホッホッ、こっちの話で……」「アッハッハッ、何んのことやら……」「で、かえって邪魔というもの」「ハーン、さようでござりまするかな」「送り狼は禁物というもの」「送り狼?
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
supernatural wolf stalking humans in the woods
作例 · 標準
例句