悪計
あっけい異読 あくけい
名詞
標準
plot
文例 · 用例
叔父さんを無事に連れ帰るのは誰でもいいが、このままにしておいては奸佞邪智の秋山男爵だ、この上如何なる悪計を持って我らを苦しめ、かつ鳩のような月子さんを翫ぶか知れない。
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
こは後より追々にし出ださんずる悪計の、人に知られんことを恐れしなりけり。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
その時にあたり、僕たちは、実によからぬ一つの悪計をたくらんだのである。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
よろしい、それならば、と僕たちはこの不人情のおでんやに対して、或る種の悪計をたくらんだのだった。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
僕たちの悪計もまさに水泡に帰するかの如くに見えた。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
これで僕たちの、れいの悪計も台無しになったというわけであった。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
きのうあたり、あの娘の手許にとどいている筈ですが、僕はその手紙に、そもそものはじめから、つまり、僕たちのれいの悪計の事から、全部あらいざらい書いて送ってやったのです。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
竹一も、さすがに、これが偽善の悪計であることには気附かなかったようで、「お前は、きっと、女に惚れられるよ」 と自分の膝枕で寝ながら、無智なお世辞を言ったくらいでした。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、悪計について考えています。
我が社の悪計戦略は重要です。
悪計の原理は複雑である。
悪計という言葉が頭から離れない。