気取子
きどこ
名詞
標準
girl who puts on airs
文例 · 用例
」 ひとは、恥ずかしくて身の置きどころの無くなった思いの時には、こんな無茶な怒りかたをするものである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
辨慶にも泣きどころがあつたといふし、とにかく、完璧の絶對の強者は、どうも物語には向かない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
之に依って見ると人間の幸不幸という事は、人々精神の置きどころ一つにあるのであるまいかと思った。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
そのときどこからともなく、ハイヤーの滑って来る轟がして、表通りで停まったらしい。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
ここが聞きどころつかまえどころと思われるような曲折は素人の私には分らない。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
お蝶は長い紅い総のついている枕のうえに、幾たびか重い頭の置きどこを取り替えてみた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
」 彼等は、不服と、腹立たしさの持って行きどころがなかった。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
」「ええ、きょう配給になったばかりのおミソをお重箱に山もりにして、私も置きどころが悪かったのでしょうけれど、わざわざそれに片足をつっ込まなくてもいいじゃありませんか。
— 太宰治 『眉山』 青空文庫
作例 · 標準
「あの子、都会の大学へ行ってからすっかり気取子になっちゃって、地元の友達の誘いも断るようになったらしいよ」
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パーティー会場で高級ワインを片手に微笑む彼女は、どこか無理をして上品な気取子を演じているようにも見えた。
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「ちょっと、そんな気取子みたいな歩き方しなくてもいいじゃない。もっと肩の力を抜いて普通に歩こうよ」
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