心の色
こころのいろ
名詞
標準
one's emotional state
文例 · 用例
キッコはまだ涙をぼろぼろこぼしながら見ましたらその鉛筆は灰色でごそごそしておまけに心の色も黒でなくていかにも変な鉛筆でした。
— 宮沢賢治 『みじかい木ぺん』 青空文庫
たとえば、黙々相対して花を守る老翁の「心の色」にさびを感じ、秋風にからびた十団子の「心の姿」にしおりを感じたのは畢竟曇らぬ自分自身の目で凡人以上の深さに観照を進めた結果おのずから感得したものである。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
』と、語り終つて、大佐は、决心の色動かし難く吾等一同を見た。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
欣弥はその間に分け入りて、「少し都合があるのだから、これから遣ってくれ」 渠は十分に決心の色を露わせり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
朝の光りに冴え返った空の色を見て、そこにぼくの心の色あいを見る想いがした。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
」女はまた眞面目な顏になつたが、決心の色は顏に顯はれた。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
此の非公認の王の面上に、一瞬、若々しい誇と野心の色が生動し、直ぐに又消去るのを、私は見た。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
「心の色が鼻にうつる」 という事は取りも直さず鼻の表現の事であります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
作例 · 標準
彼の描く絵画の色彩は、その時々の彼自身の心の色を反映しているようだ。
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晴れやかな表情の裏に隠された、暗く沈んだ心の色を察するのは非常に難しい。
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言葉に出さずとも、彼女の瞳の揺らぎが揺れ動く心の色を物語っていた。
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標準
human interest
作例 · 標準
この古典落語には、江戸の庶民が持っていた温かい心の色がよく表れている。
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殺伐としたニュースが多い中で、こうした心の色を感じる実話には救われる思いがする。
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彼の書く小説は、都会の冷たさと人間の持つ泥臭い心の色が対比的に描かれている。
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ウィキペディア
「心の色」(こころのいろ)は、中村雅俊の楽曲で15枚目のシングル。日本コロムビアから1981年11月25日に発売。翌1982年に入り大ヒット曲となった。
出典: 心の色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0