令聞
れいぶん
名詞
標準
good reputation
文例 · 用例
二代又左衛門|重宗が、父の跡をうけて、所司代として令聞があったのは、数えるまでもない。
— 芥川龍之介 『忠義』 青空文庫
而陸奥基衡ガ堂ノ額ナリケリト令聞給テ、争デサル事有トテ、御厩舎人菊方ヲ御使ニテ、被召返ケリ。
— 喜田貞吉 『奥州における御館藤原氏』 青空文庫
僕ヤ惰夫ニシテ徳行ヲ修メ立テヽ以テ令聞ヲ祖考ニ加フルコト能ハズ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
彼女は、自分が押しも押されぬ会長様と定まってからは、もうすっかり落着いて、ただ人の口の端にのぼる類ない自分の令聞を小耳に挾んでは満足げに、うなずいていた。
— 宮本百合子 『貧しき人々の群』 青空文庫
そこでその友人が、いやあなたのやうに功績の大きな、感化の深い方は、その令聞は永くこの山とともに、いつまでも世間に伝はるにちがひありませんと、やうやくこのさびしい気持を慰めたといふことである。
— 會津八一 『一片の石』 青空文庫
』その時英武のアキリュウス彼を遮り答へ曰ふ、『汝の命に從ひて汝にすべて讓らむか、即ち小人卑怯の名、我また辭ふことを得ず、他人にかゝる命下せ、我に命ずること勿れ、 295〔*今より後に再びと我は汝の令聞かず。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
「あなたの事はもうよう存じておりましてな――御令聞‥‥と申上げて失礼でございませんなら」「いやその御心配には及びませんハハハハハハ」とフランボーは笑いながら答えた。
— THE SINS OF PRINCE SARADINE 『サレーダイン公爵の罪業』 青空文庫
仮令聞えたところで、日本の群衆にフランス語が分る筈はない。
— 江戸川乱歩 『黄金仮面』 青空文庫
作例 · 標準
彼は誠実な人柄で知られ、その令聞は業界内に広く伝わっている。
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彼の祖父は、人格者として令聞の高い人物だったそうだ。
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不正が発覚し、長年築き上げてきた彼の令聞は地に落ちた。
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