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赤芽

あかめ
名詞
1
標準
文例 · 用例
赤芽吹く春日のどけみ。
長塚節 長塚節歌集 上 青空文庫
「ああ、うんと太い二本芽のね、ちんぼ芽のね、赤芽のね、……」 金三は解けかかった帯の端に顔の汗を拭きながら、ほとんど夢中にしゃべり続けた。
芥川龍之介 百合 青空文庫
二本芽でも赤芽でも好いじゃないか。
芥川龍之介 百合 青空文庫
二本芽の赤芽のちんぼ芽の百合を見る、――このくらい大きい誘惑はなかった。
芥川龍之介 百合 青空文庫
かの清少納言もまた赤芽には感心してこれを讃美し、彼れの『枕の草紙』には「そばのき、はしたなき心地すれども花の木なども散り果てゝ、おしなべたる緑になりたる中に、時も分かず、濃き紅葉の艶めきて、思ひがけぬ青葉の中より差し出でたる、めづらし」と書いている。
牧野富太郎 植物記 青空文庫