階段を下りる
かいだんをおりる
表現動詞-一段
標準
to go down the stairs
文例 · 用例
北の階段を下りる時には何だか少し気分が悪かった。
— 寺田寅彦 『病中記』 青空文庫
そしてふたりが一緒に階段を下りると、書斎の扉が開いていて、ローソクが一本、卓上にともっていた。
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
モウソンでは仲買人が土曜に半日で上がるのを常としているため、中心区警察のトゥーソン巡査部長は一時二〇分過ぎに旅行鞄を抱えて階段を下りる紳士を見て不審に思い、怪しみつつ男を尾行して、ポロック巡査の助けを借り、必死の抵抗にあったが逮捕に成功する。
— THE STOCK-BROKER'S CLERK 『株式仲買人』 青空文庫
ソニー本社で開かれたラップトップNEWSの発表会場を抜けて階段を下りる途中、偶然一緒になったD博士に「パームトップとラップトップとどちらにより興奮してます?
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
やがて勘定をすまして階段を下りると、そこに、その旅舎の店のところにその船頭は立つて待つてゐた。
— 田山録弥 『船路』 青空文庫
上野の図書館へ行ったものが誰も知っているように、正面入口に面して、右へ階段を下りると、そこに乾燥床があって、そこから地下室の下足に、入るようになっている。
— 菊池寛 『出世』 青空文庫
キャジノの正面の階段を下りると、芝生と椰子と月夜の公園が一面にゆるい登りになっています。
— Mrs. 7 and Mr. 23 『踊る地平線』 青空文庫
誰かが少し無遠慮に階段を下りると、室じゅうが震えるその二階の一つの机、一台のタイプライターを、ジェルテルスキーは全力をつくして手に入れたのであった。
— 宮本百合子 『街』 青空文庫