合わせ目
あわせめ
名詞
標準
joint
文例 · 用例
ねむさは睡し、立っているうちに蚊は喰うし、情なくなって来たので、少々ヤケ気味で玄関の扉を力一パイ押してみると、内部に照った電燈の光で、扉と扉の合わせ目に引っかかっている掛金が見えた。
— 夢野久作 『ざんげの塔』 青空文庫
」 ホームズは椅子から身を起こし、窓掛けの合わせ目のあいだに立つ。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
源氏はすぐ隣の室でもあったからこの座敷の奥に立ててある二つの屏風の合わせ目を少し引きあけて、人を呼ぶために扇を鳴らした。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
同時に鼻血がどくどく口から顎を伝って胸の合わせ目をよごした。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
葉子は、「そう御苦労さまよ」 とまたしとやかに応えながら、貞世を抱きかかえて立ち上がろうとすると、また頭がぐらぐらッとして、おびただしい鼻血が貞世の胸の合わせ目に流れ落ちた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
襟の合わせ目をピンで留めながら葉子が着がえを終えて座につくのを見て、女将はうれしそうにもみ手をしながら、「これであすこに大丈夫着いてくださりさえすればわたしは重荷が一つ降りると申すものです。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
」「ああ」 といいながら、服部は背中に手をまわし、ソファの合わせ目でゴソゴソやって、スティックをひっぱりだし、慶一のまえのストゥールに腰掛けた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
板と板との合わせ目もない。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日合わせ目について考えている。
合わせ目という言葉は日本語で重要だ。
彼は合わせ目の意味を理解している。
この文には合わせ目が含まれている。