有難い
ありがたい
形容詞頻度ランク #19126 · 青空 3629 例
標準
grateful
文例 · 用例
京都は嘗つて小生自身二年間ゐて、詩人にとつては有難い土地だと思つてゐるので、京都あたりからもつと面白いものが出てもよかりさうなものだと、かねがね思つてゐたが、仲々出なかつた。
— 中原中也 『感想』 青空文庫
やれやれ有難い仕合せである。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
酒屋の御用聞きが現れて、何なりと御手伝ひしませうと云ふと、有難いが「あれを何処これを何処と、片附けるのは却々自分でないと分らないから」と、それをニコ/\しながら、長々とやるのでその御用聞きはしまひには僕の顔を見て笑つてゐた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
いま考へると「おどさ」の有難いところばかり思ひ出され、残念でなりません。
— 太宰治 『青森』 青空文庫
いま考えると「おどさ」の有難いところばかり思い出され、残念でなりません。
— 太宰治 『青森』 青空文庫
ところで、他の事ではいざ知らず芸術では伝統といふものは大変有難いものである。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
が八釜しいまで鳴いているが車の音の聞えぬのは有難いと思うていると上野から出て来た列車が煤煙を吐いて通って行った。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
つい先達て「歯」のことを書いた中に「硬口蓋」のことを思い違えて「軟口蓋」としてあったのを手紙で注意してくれた人があったが、こういうのは最も有難い読者である。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日有難いについて考えている。
有難いという言葉は日本語で重要だ。
彼は有難いの意味を理解している。
この文には有難いが含まれている。