賓
ひん
名詞
標準
文例 · 用例
** 「韻律なき韻律」という類の言語は、賓辞が主辞を否定することに於て、別の新しき定義を暗示しようとするのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
例えば「道徳なき道徳」という場合に、賓辞の道徳が意味するものは、過去の所謂道徳と全くちがった、別の新しい道徳を意味している。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
「韻律なき韻律」の場合もそうであって、賓辞の意味する韻律は、過去の言語が意味する所謂韻律や韻文とは、全く別種のものを指しているのだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
丁度その頃、雜誌「驢馬」の同人を主とし、室生、芥川の二君を賓とするパイプの會が上野にあつた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
さまざまな化粧品や、真珠のはまった金の耳輪や、蝶形のピンや、絹の靴下や、エナメル塗った踵の高い靴や、――そういう嵩ばらずに金目になる品々が、哈爾賓から河航汽船に積まれて、松花江を下り、ラホスースから、今度は黒竜江を遡って黒河へ運ばれてきた。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
密輸入者の背後には、その商品を提供する哈爾賓のブルジョアが控えているばかりではなかった。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
哈爾賓から運ばれたばかりのものを持ちこんでいるのだ。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
「どれ、ちょっとお見せ、ははあ、学校生徒の父兄にあらずして十二歳以上の来賓は入場をお断わり申し候、狐なんて仲々うまくやってるね。
— 宮沢賢治 『雪渡り』 青空文庫
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賓(ひん)は、漢姓の一つ。
出典: 賓 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0