沙汰の限り
さたのかぎり
表現
標準
out of the question
文例 · 用例
それからまた、胃の洗滌をすると言って長いゴム管を咽喉から無理に押し込まれたとき、鼻汁といっしょにたわいなくこぼれる涙に至っては真に沙汰の限りである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
)神職 鬼畜、人外、沙汰の限りの所業をいたす。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
」 と、舌つたるさも沙汰の限りな、それが婦人の聲である。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
おおん神の、お膝許で沙汰の限りな!
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
だが、僕をごまかして置こうなんてのは沙汰の限りだ。
— ――夫婦哲学―― 『花嫁の訂正』 青空文庫
ええ、お帰んなさる電車で逢ったら、一人で遠歩きが怪しいから、教師の役目で検べるッて、……沙汰の限りだ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
……桔梗ヶ池へ身を沈める……こ、こ、この婆め、沙汰の限りな、桔梗ヶ池へ沈めますものか、身投げをしようとしたら、池が投げ出しましょう。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
いやしくも父兄が信頼して、子弟の教育を委ねる学校の分として、婦、小児や、茱萸ぐらいの事で、臨時休業は沙汰の限りだ。
— 泉鏡花 『朱日記』 青空文庫
作例 · 標準
彼の提案は、常識から考えて沙汰の限りだ。
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こんな重要なプロジェクトを途中で放り出すなんて、沙汰の限りだ。
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どんなに困っていても、人を裏切ることは沙汰の限りだ。
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