直様
じきさま異読 じきざま
副詞
標準
immediately
文例 · 用例
南無妙、」 と豊かに目を瞑って、鼻の下を長くしたが、「山頬の細道を、直様に通るに、年の程十七八|計なる女房の、赤き袴に、柳裏の五衣着て、鬢深く鍛ぎたるが、南無妙。
— 泉鏡花 『縁結び』 青空文庫
壺の中へカジカ蛙をあまた容れ、網蓋の小孔より蠅を入れると、直様蛙の口へ飛び込んで嚥まるるもあれば、暫時して蛙の方へ飛び行き捉わるるもある。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
かく書かせて元の所へ置かせられた(改定史籍集覧本『丹州三家物語』七三頁)、三国|鼎争の最中や戦国わずかに一統された際の人間は、百姓までも荒々しいと同時に気骨あり、こんな落書をしたので、それを直様自ら返辞した大守もえらい。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
此手紙御覧次第|直様御帰国|待入申候と母の手で狼狽えた文体だ。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
そこで直様善光寺へ駈けつけて、段段今迄の罪を懺悔した上で、どうか人間に生れたいと願ふた。
— 正岡子規 『犬』 青空文庫
と夕頃つい出会って、問いかけでもしたら、彼は直様癖の手を頭にやって、「なあ学生さん」と嘯くのだ。
— 金史良 『荷』 青空文庫
先生御無事ならば、直様此方へ帰って来る。
— 江見水蔭 『死剣と生縄』 青空文庫
此夜彼龍女も同時に戦場を引取り、直様屋敷に此よしを告げしめ、後ハ共出づ。
— 慶応二年十二月四日 坂本権平、一同あて 『手紙』 青空文庫
作例 · 標準
彼の指示に、部下たちは直様行動を開始した。
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事故の知らせを聞いた彼は、直様現場へと向かった。
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問題が発生したら、直様私に報告するように。
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