キャンキャン
キャンキャン異読 ギャンギャン・きゃんきゃん・ぎゃんぎゃん・キャインキャイン・きゃいんきゃいん
副詞副詞-と
標準
yelping
文例 · 用例
あらあら、キャンキャンほえて、おこってる!
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
私は凝然と固くなって其に耳を澄ましていると、何時からとなくお囃子の手が複雑で来て、合の手に遠くで幽かにキャンキャンというような音が聞える。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
不思議に思って益耳を澄ましていると、合の手のキャンキャンが次第に大きく、高くなって、遂には鼾の中を脱け出し、其とは離ればなれに、確に門前に聞える。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
と、何処でかキャンキャンと二声三声犬の啼声がする……佶と耳を引立って見たが、もう其切で聞えない。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
この時、片手にボンボンの包み紙を持ち、片手に狆を抱いて、婦人連の傍に立っていた知事は、チチコフの姿を見つけるといきなり包み紙も狆も床へ投げだしてしまった――狆ころはキャンキャン鳴きだした。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
いい加減というよりも寧ろミジメな位の混合種ばかりが、尻尾振り合うも他生の縁という訳でギャンギャンキャンキャン吠え合っていたものだが、そいつが吾輩の顔を見ると一斉に吠えるのを止めて、尻尾を振り振り金網に立ちかかって来た。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
車の上の箱の中からは、苦しそうにうんうんうなる声や、お母様のおちちがほしくなったのでしょう、仔犬の泣き声が、キャンキャンと悲しそうに聞えて来ます。
— 北條民雄 『可愛いポール』 青空文庫
箱の中へ入れられた仔犬は、急に悲しくなったのか、キャンキャンキャンと泣いて、のどが破れて血が出るかと思われる程です。
— 北條民雄 『可愛いポール』 青空文庫
作例 · 標準
子猫たちが、お腹を空かせて「キャンキャン」と鳴いていた。
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誰かが犬をいじめているのか、遠くから「キャンキャン」という声が聞こえる。
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寒くて震えながら、子犬は不安そうに「キャンキャン」と鳴いた。
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