湯種
ゆだね
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標準
tangzhong
文例 · 用例
しかも、その三百年の招來をさへ、浦島自身の氣分にゆだねた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
次なる沙弥は顱を円き、 猫毛の帽に護りつゝ、その身は信にゆだねたり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
おそらく世界第一の火災国たる日本の消防がほとんど全く科学的素養に乏しい消防機関の手にゆだねられ、そうして、いちばん肝心な基礎科学はかえって無用の長物ででもあるように火事場からはいっさい疎外されているのである。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
決して物ずきな少数学者の気まぐれな研究に任すべき性質のものでなく、消防吏員や保険会社の統計係の手にゆだねてそれで安心していられるようなものでもなく、国家の一機関として統制された研究所の研究室において徹底的系統的に研究さるべきものではないかと思われる。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
こういう大新聞社の経営を少数な資本家の手にゆだねるのは穏当ではあるまい、これはむしろ全国民自身か、少なくもその大部分の共同経営によるものとしなければなるまい。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
しかも、その三百年の招来をさへ、浦島自身の気分にゆだねた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
曳かれもの、身は痩馬にゆだねて、のんきに鼻歌を歌う。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
けれども私は、高潔無比のお心をあてにしながら、ひと思ひに私の運を、あなたのお手にゆだねます。
— 太宰治 『猿面冠者』 青空文庫
作例 · 標準
パン作りに湯種(タンツォン)を使うと、驚くほどしっとり仕上がります。
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湯種を加えることで、パンの老化を遅らせ、ふわふわ感を保つことができます。
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彼女は、手作りのパンに湯種を使い、その食感に満足していた。
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ウィキペディア
湯種(ゆだね)は、小麦粉を熱湯でこねて、小麦粉中の澱粉を糊化させたもので、「湯種パンの素」ともいう。それをもとにパンを作る製法が「湯種製パン法」で、作られたパンが「湯種パン」という。湯種パンの特徴はもっちりした食感で、独特のうまみがあり、老化が遅くて、美味しい状態が長い。
出典: 湯種 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0