法律改正
ほうりつかいせい
名詞
標準
文例 · 用例
ですから、法律の中に「擬制」がたくさん使ってあることは合理的に考えてあまり喜ぶべき現象ではなく、むしろそこに法律改正の必要が指示されているものだ、と考えるのが至当です。
— 末弘厳太郎 『嘘の効用』 青空文庫
しかし人間が案外不合理なものである以上、「擬制」の方法によって事実上法律改正の目的を達することはきわめて必要なことです。
— 末弘厳太郎 『嘘の効用』 青空文庫
「擬制」の発生はむしろ法律改正の必要を、否、法はすでに事実上改正されたのだという事実を暗示するものとして、これを進歩の階梯に使いたいのです。
— 末弘厳太郎 『嘘の効用』 青空文庫
之は改正著作権法に基くもので、『大菩薩峠』の※絵著作権問題のもつれもあったことだし(之は告訴取り下げでウヤムヤになった)、非常に結構な法律改正ではあったのだが、それにも拘らずこの著作権審査会なるものが思想善導の新しい陰険な武器を意味するものと世間は判定したのである。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
メートル法の施行は既に大正九年の法律改正に当って、特別調査委員会を設置して慎重研究した揚句、議会の協賛を経たものであるから、責任は当時に遡って追求されねばならぬ筈のものであり、今更非愛国的だなどと非難するのは不穏当だろう。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
私はさういふ方面の専門的知識は皆無であるが、利害をともにする協会の一員として、この法律改正案が今日まで不十分であつた物質的権利擁護に遺憾なきを期すると同時に、それ以上、能ふべくんば、上述の如き精神的利権の確立を目途として、一層の効果を生ずるやう編成されることを希望してやまない。
— 岸田國士 『著作権の精神的擁護』 青空文庫
それでその法律改正案を出そうとしたら、強烈な反対論が出て困っているという。
— 中谷宇吉郎 『アメリカ種の落語』 青空文庫