抱き合う
だきあう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞頻度ランク #39035 · 青空 477 例
標準
to embrace each other
文例 · 用例
白花という名を冠らせるくらいだから白くはあるが、花冠の脊には、岩魚の皮膚のような、薄紅の曇りが潮し、花柱を取り巻いた五裂した花冠が、十個の雄蕊を抱き合うようにして漏斗の鉢のように開いている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
ふざけて抱き合う拍子にくわえたシガーが泥の上へ落ちたのを拾ってはまた吸っています。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
二人の心が両方から自然に開けていって、ついに驚きながら喜びながら互に抱き合うのはありそうなことであって、そしていいことだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
中央に怪神の抱き合うた形の炉あり、炉には汗のように油脂が滲み出て居る。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
心易いものと心易いものが、お互いに死出の友を求めて組みし合い、抱き合うばかりにして突進した。
— 岩野泡鳴 『戦話』 青空文庫
喬生は未だ生きているような壮い女の屍と抱き合うようにして死んでいた。
— 田中貢太郎 『牡丹燈籠 牡丹燈記』 青空文庫
ここに抱き合うておいでの花聟僧に花嫁僧お二人じゃ。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
おれはそんな人殺しなんぞやった覚えはねえよ」「じゃ、だれだ、だれだ、だれがやったんだよ」 ひょいとみると、ひしめきたっているその群れから離れて、暗いあんどんの灯影の下に、身を引きそばめながら、抱き合うようにして震えている子どもがいるのです。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
二人は再会を喜び、固く抱き合った。
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寒さから逃れるように、人々は互いに抱き合った。
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「もう離れないで、ずっと抱き合っていようよ。」
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