幻辞.com

疎開者

そかいしゃ
名詞
1
標準
evacuee
文例 · 用例
農民のみとは限らず、一般人の間にも生じているこの不通線は、焼けたもの、焼け残り、出征者や、居残り組、疎開者や受入れ家族、など幾多の間に生じている無感動さの錯綜、重複、混乱が、ひん曲り、捻じあい、噛みつきあって、喚きちらしているのが現在だ。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
森の中から荷馬車で帰ってゆく疎開者の荷が見える。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
疎開者が地方を乱す原因だということは事実である。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
私が疎開者同様のくせにどこか疎開者らしくない気持ちの起ることだ。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
妻と子供が疎開者で私だけはそうではなく、研究心をもって来ていることが、一つの義務だと思うある観想の仕わざのためだ。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
立つときも留守居のHとIとに依頼し、炭焼を研究して来たいと思うがすぐ帰ると云って出て来たので、私には疎開者だと思う気持ちはいまだにない。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
終戦後二日目、私も元気がなく思い出を辿るばかりだったが、私の借りていた二階の部屋を下の路から見上げると、その窓から見知らぬ疎開者の女が一人、これも頬杖ついたまま行くさき分らぬ思案貌で私を見降ろしていた。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
」 と、こういう村のものらの結論は今はどこでもらしく、私などの所持金もうすうす皆は見当をつけているのであろうが、中に一軒、疎開者を置いているある農家のもので、うちの疎開者は少しもうちから物を買ってくれたことがないと云ってこぼしているのもある。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
作例 · 標準
災害発生後、多くの疎開者が避難所に身を寄せた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
政府は疎開者の生活を支援するためのプログラムを発表した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
学童疎開者の中には、故郷に戻れない者もいた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash