いしいし
いしいし
名詞
標準
dumpling
文例 · 用例
たとえ、はで向きといったにしても、店員の持ち出したようなそんな年ごろの、聞きずてならぬ隠し人や届け先がいつのまにかできていたとしたら、いち伝六の問題ばかりではなく、やがて江戸に女|一揆の起きるやも計られない大問題でしたから、右門はあわてて手を振ると、にが笑いしいしいいいました。
— 身代わり花嫁 『右門捕物帖』 青空文庫
「鶴来なら鮎もおいしいし、岩魚や鮴料理もありますよ」「それからあの奥に吉野谷という仙境があるだろう。
— 徳田秋声 『挿話』 青空文庫
アハハハハ……」「なあアんだい……」 猪村巡査は高笑いしいしい立上った。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
健康の失調はなおるし、口にもすてきにおいしいし、両得ではありませんか」 タクマ少年のいうことは、なるほど道理にかなっている。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
杉の木の助六は若いころ旅にでて、オシルコもおいしいし、お雑煮もおいしいものだということを発見し、年に一度の正月に餅を食うのは舌にとっても正月だということを確認したのである。
— 坂口安吾 『餅のタタリ』 青空文庫
ものにふりかけても、おいしいし、美しい。
— 北大路魯山人 『カンナとオンナ』 青空文庫
大弥太はもちろん竹原兄弟も、幽鬼じみた相手の凄じい様子に、身の毛のよだつ思いしいしい、一歩一歩あとじさりしたが、「宣れ!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
喧嘩は短いし、仲直りはおいしいし、である。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
作例 · 標準
磯風が吹く海岸で、いしいしという鳥の鳴き声が聞こえた。
野鳥の図鑑で、いしいしという鳥を見つけた。
朝日が当たる岩場で、いしいしが餌をついばんでいた。
海辺の散歩で、いしいしの群れが波打ち際で休んでいるのを見た。