指差し
ゆびさし異読 ゆびざし
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞多音語頻度ランク #22318 · 青空 9 例
標準
pointing (at; with one's finger)
文例 · 用例
が、扉の内へはいつて、女の指差した壁際の椅子にぐたりと腰を降した時、ほつと氣の弛みを感じた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
」と、Kさんが私の側に近寄つて來て、岬の上を指差した。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
人間の世に於いて、みじめな、敗者、悪徳者を指差していう言葉のようですが、自分は、自分を生れた時からの日蔭者のような気がしていて、世間から、あれは日蔭者だと指差されている程のひとと逢うと、自分は、必ず、優しい心になるのです。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
」 と小声で言って指差します。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
さっきもあんな工合に、(と、ちょっと正面の黒板を指差し)さまざま黒板に書いて、新しい日本の姿というものをお前たちに教えたつもりだが、しかし、どうも、教えたあとで何だか、たまらなく不安で、淋しくなるのだ。
— ―――一幕三場 『春の枯葉』 青空文庫
ピスガの丘の頂で、ヨルダン河の美しい流域を指差し、故郷が見える、故郷が見える、と絶叫するところがあったじゃありませんか。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
この短文の論旨は、あの人がかねて言っているような「同胞の政治運動にお手伝いするため」の文芸、とは多少ちがった方向を指差しているようにも思われるが、しかし、「無用の用」という言葉になかなかの含蓄が感ぜられる。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
N君はバスの窓から、さまざまの風景を指差して説明してくれたが、もうそろそろ要塞地帯に近づいてゐるのだから、そのN君の親切な説明をここにいちいち書き記すのは慎しむべきであらう。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
道に迷った観光客が、地図を指差しして場所を尋ねていた。
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先生は、黒板の文字を指差ししながら説明した。
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彼の指差しは、遠くの山を指し示していた。
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