白ける
しらける
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to be dampened (of the mood, interest, etc.)
文例 · 用例
お客様がお寂しげな、座敷が浮かぬ、お見やんせ、蝋燭の灯も白けると、頼むようにして聞かいても、知らぬ、知らぬ、と言通す。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
勇奮猛烈の軍隊の氣は黒み、薄弱にして敗退せんとする軍隊の氣は白けるといふが如きことは、今遽に某の書の某の章に出づといふことを擧ぐる能はずと雖も、蓋し何人も記憶して居ることであらう。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
」 座の白ける間は措かず、綱次はすぐに引返して、「姉さんは、もう先方は出たそうですわ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
色めき白ける燈に、一重瞼の目を清しく、美津は伏せたる面を上げた。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
勇猛果敢な軍隊の気は黒み、薄弱にして敗退しようとする軍隊の気は白けるというようなことは、いま急に某の書の某の章に出ていると挙げられないけれどさぞかし何人も記憶していることだろう。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
そして其処を出たのは、銀座も漸く白ける比であつた。
— 徳田秋聲 『老苦』 青空文庫
殊に書いたものに敬服してゐたM、K氏は名前を知つてゐるだけで、私には、初対面であつたが、少しも気取らない、ヒユモリストであるので、席が白けるなぞといふやうなことは先づなかつたと言つてもよかつた。
— 徳田秋聲 『微笑の渦』 青空文庫
その上に余り如才がなさ過ぎて、とかく一人で取持って切廻し過ぎるのでかえって人をテレさせて、「椿岳さんが来ると座が白ける」と度々人にいわれたもんだ。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
作例 · 標準
彼のつまらない発言で、せっかくのパーティーの雰囲気が白けてしまった。
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観客が白けているのがわかるのに、彼は演説を続けた。
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誰もリアクションしないので、発表者は白けてしまった。
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標準
to turn white
作例 · 標準
夜が白け始める頃、漁師たちは港に戻ってきた。
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明け方、東の空がゆっくりと白けていく。
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凍てつくような冬の朝、窓の外が白けてきた。
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