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戯詩

ぎし
名詞
1
標準
文例 · 用例
「鋼鉄の如く真剣に、刃の如く剛直な妻」と、或る戯詩の中で、彼はファニイの前に兜を脱いだ。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
彼等は口を揃えて、一人憤然とこの劇団から去った、風間九十郎の節操を褒め讃えていた、そして、法水麟太郎の作「ハムレットの寵妃」を、「|悼ましき花嫁(チャールス二世の淫靡を代表すると云われるウィリアム・コングリーヴの戯曲)」に比較して、如何にも彼らしい、ふざけるにも程がある戯詩だと罵るのであった。
小栗虫太郎 オフェリヤ殺し 青空文庫
けれども、彼の中世史学に対する造詣を知るものには、何時か好む戯詩として、斯うした作品が生まれるであろう事は予期していたに相違ない。
小栗虫太郎 オフェリヤ殺し 青空文庫