発言権
はつげんけん
名詞
標準
right to speak
文例 · 用例
さしずめ年長者の市治郎に先ず発言権が与えられた。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
そして信長の遺した事業に対し、偉大なる発言権を握ったわけだ。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
見えるようですわね」 と水を向けると、木村は始めて話の領分が自分のほうに移って来たように、顔色をなおしながら、事務長をそっちのけにした態度で、葉子に対しては自分が第一の発言権を持っているといわんばかりに、いろいろと話し出した。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
それも、デクの棒みたいに立ってる発言権なしのね。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
分裂した一部分が、それぞれの活力と発言権とをもって対立する。
— 宮本百合子 『われを省みる』 青空文庫
平民にも発言権を与えなければならない。
— 大杉栄 『新しき世界の為めの新しき芸術』 青空文庫
自分たちの心や感情にある習慣の一部が旧いということがわかってきたと同時に、親たち、兄たち、または夫、そういうこれまで特に女の人の生活に対して多くの発言権をもっていた人たちの考え方の中には、もっとそれより根強いふるさがのこっていることもわかって来ている。
— 宮本百合子 『明日をつくる力』 青空文庫
新しい民法は、婦人の権利の抹殺をとりけしたものであり、財産にたいして妻は夫と似た発言権をもつことになった。
— 宮本百合子 『民法と道義上の責任』 青空文庫
作例 · 標準
彼は会議で発言権を剥奪され、黙って座っているしかなかった。
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子供たちにも、家庭での発言権を認めるべきだ。
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民主主義社会では、すべての市民に発言権が保障されている。
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