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ぐらぐら

ぐらぐら
副詞
1
標準
文例 · 用例
いつも人と会うときには殆どぐらぐら眩暈をして、話をしていなければならんような性格なので、つい酒を飲むことになる。
太宰治 わが半生を語る 青空文庫
と、足先からかう百足にでも這はれてゐるやうな戰慄が總身に傳はつて來て、頭の中がぐらぐらしてくるやうな、厭な氣持に襲はれたのだつた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
が、醉にぐらぐらするやうな頭の中には酒塲で受けた色色な印象が、憂欝な氣持の尾を引きながら次から次へと繰り返されてゐるのであつた。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
そして、時時我知らずぐらぐらとひよろけ出す自分の體をどうすることも出來なかつた。
南部修太郎 一兵卒と銃 青空文庫
恐怖の靜寂、その丈高い體は急にぐらぐらと搖れて妻の體に折り重つて倒れてしまつた。
――スウェーデンの殺人鬼―― 死の接吻 青空文庫
青年は、好事にも、わざと自分の腰をずらして、今度は危気なしに両手をかけて、揺籠のようにぐらぐらと遣ると、「アハハ、」といよいよ嬉しがる。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
もうな、火事と、聞くと頭から、ぐらぐらと胸へ響いた。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
船はぐらぐらとしただがね、それで止まるような波じゃねえだ。
泉鏡花 海異記 青空文庫