来来
らいらい
名詞
標準
文例 · 用例
「二階にお通ししてお茶でも上げてお置き、なんだって今ごろ……御飯|時も構わないで……」 とめんどうくさそうにいったが、あれ以来来た事のない古藤にあうのは、今のこの苦しい圧迫からのがれるだけでも都合がよかった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
吾々は、道々、自分達が何故去年の夏以来来なかつたか!
— 牧野信一 『冬の風鈴』 青空文庫
「来世もまた来来世も、わたしはあなたの妻、あなたは私の夫よ、太郎さま。
— RED BRIDAL 『赤い婚礼』 青空文庫
「この別荘を持っている人も震災以来来なくなったんだね。
— 芥川龍之介 『悠々荘』 青空文庫
同廿五日夜五ツ時頃高柳楠之助が家来来ル。
— イロハ丸航海日記 『坂本龍馬手記』 青空文庫
(家来来て桜実一皿を机の上に置き、バルコンの戸を鎖さんとす。
— ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 『痴人と死と』 青空文庫