夢語り
ゆめがたり
名詞
標準
account of a dream
文例 · 用例
光いでん暁近くなりにけり今ぞ見しよの夢語りする そして日づけがある。
— 若菜(上) 『源氏物語』 青空文庫
唯、まる/\の夢語りの国土は、勿論の事であるが、現実の国であつても、空想の緯糸の織り交ぜてある場合には、異国・異郷の名で、喚んでさし支へがないのである。
— 異郷意識の起伏 『妣が国へ・常世へ』 青空文庫
燃ゆる火を袋に裹む幻術者どものしひ語りには、不老・不死の国土の夢語りが、必主な題目になつて居たであらう。
— 異郷意識の起伏 『妣が国へ・常世へ』 青空文庫
いわば夢語りとも言うべき部分の多い伝えの、世を経て後、筆録せられたものに過ぎない。
— 折口信夫 『最古日本の女性生活の根柢』 青空文庫
謂はゞ夢語りとも言ふべき部分の多い伝への、世を経て後、筆録せられたものに過ぎない。
— 折口信夫 『最古日本の女性生活の根柢』 青空文庫
この夢語りには又報酬があり、自身も捲き込まれるような憂いと悲しみはなかった。
— 柳田國男 『夢と文芸』 青空文庫
よくもこんな話が信じられたと、今の人ならば驚くのが当然だが、道教の神秘も日本の固有信仰がこれを支配し得るかのごとく、曲解し得るだけ曲解するのが、言わばあの時代の学風であったので、すなわちたくさんの夢語りも、やはり平田翁一派の研究以外へは一足だって踏出してはいないのである。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
すなわち時代としてまた社会として、知りまたは経験していることより外へ、夢語りは到底飛び出すことはできなかったのである。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
作例 · 標準
昨夜見た不思議な夢を、友人に夢語りした。
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彼の夢語りはいつも面白くて、皆を飽きさせない。
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子供は母親の膝の上で、今日の夢語りを始めた。
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標準
fantastic story
作例 · 標準
それはまるで夢語りのような、信じられない体験だった。
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あの作家の作品は、いつも現実離れした夢語りのようだ。
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祖父はいつも、昔の冒険を夢語りのように話してくれた。
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