下種
げす
名詞形容動詞
標準
vulgar person
文例 · 用例
下種して生じやすしとあれど、紀州などには山中に多きも少しも栽培するを見ず。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
既に、左様な組織が存在すると仮定すれば、目下種々な事情から生活方針の選択に迷っている者は少くとも最後の判断は自分の心によってなされるのだと云う責任感も与えられ、当然、考察の深化と視野の拡大は予期されます。
— ――近頃思った事―― 『ひしがれた女性と語る』 青空文庫
人を何だと思つてやがるんだ、下種の頓馬野郎め、これでも歴乎とした官吏で、抑も貴樣たちとは身分が違ふぞ!
— ZAPISKI SUMASHEDSHAWO 『狂人日記』 青空文庫
と、かうは言つても、あんたの名前があまり下種つぽいので、あたし何だかそれに馴染まれないの。
— ZAPISKI SUMASHEDSHAWO 『狂人日記』 青空文庫
なんでえ、あの下種野郎めが、寒中に、人のど頭から冷水をぶつかけるのを村長の役柄だと思つて、鼻を高くしてけつかるだ!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
これ蓋し、すでに腹の畑は肥しができ、掘り起こされて土壤が柔かになり、下種の時|晩しと待っているところに、空飛ぶ鳥が偶然一|粒墜したり、眼に見えない風が山の彼方より種を抱いて吹き来たったりして、春に萠し、夏に花咲き、秋に実るのである。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
春時畑に下種して作る。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
宝永六年(1709)に発行になった貝原益軒の『大和本草』巻之七に蛮種としてこの名の植物が出で「三月下種苗生ジテ後魚汁ヲソヽグベシ此種近年異国ヨリ来ル花ハ山吹ニ似テ単葉アリ千葉アリ九月ニ黄花開ケ冬ニイタル可愛」と書いてある。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
作例 · 標準
あんな下種な発言をするなんて、本当に呆れた。
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彼は下種な言動で周りの人を不快にさせた。
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下種な人間にはなりたくないものだ。
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標準
lowly person
作例 · 標準
彼は自分を下種な人間だと思い込んでいた。
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たとえ下種な出自でも、努力次第で成功できる。
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その村では、下種な身分の者も平等に扱われた。
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