怒り心頭
いかりしんとう
名詞
標準
rage
文例 · 用例
だがアルテアへの搭載で一歩先駆けたマイクロソフトのベーシックは、ビル・ゲイツが怒り心頭に発したホビイストたちのコピーもあずかって、広く普及していった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
怒り心頭に発して、かう言つたのである。
— 坂口安吾 『二十一』 青空文庫
三枝庄吉は怒り心頭に発し、彼を知る共同の知友に手紙を書いてアイツはウヌボレ増長慢の気違ひ、礼儀を知らず、文学者の風上に置けぬ奴と宣言を発し、忿怒、憎悪、三ヶ年、憎さも憎し、然し、ふと、苦悩の度に奴を思ふ。
— 坂口安吾 『オモチャ箱』 青空文庫
あるとき酒を飲む金に窮して大観堂へ電話をかけると、たゞ今父が死んで取りこんでゐますからと言ふので私は怒り心頭に発して、あなたの父親が死んだことゝ私が金が必要のことゝ関係がありますかと怒つて、私は死んだ人の枕元へ乗込んで何百円だか強奪に及んだことがあつた。
— 坂口安吾 『ヒンセザレバドンス』 青空文庫
怒り心頭に発したのは如水。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
と、俺は怒り心頭に発して跳ね起きると(起きあがる急速なる一瞬間に、娘の腕のふうわりとした中で行者のニタニタがなおニタニタと深く笑うのを眺めたのだが――)、ああ!
— 聖なる酔っ払いは神々の魔手に誘惑された話 『木枯の酒倉から』 青空文庫
怒り心頭に発して、こう言ったのである。
— 坂口安吾 『二十一』 青空文庫
と、俺は怒り心頭に発して跳ね起きると(起きあがる急速なる一瞬間に、娘の腕のふうわりとした中で行者のニタニタがなほニタニタと深く笑ふのを眺めたのだが――)、ああ!
— ――聖なる酔つ払ひは神々の魔手に誘惑された話―― 『木枯の酒倉から』 青空文庫
作例 · 標準
議員の露骨な汚職に、国民は怒り心頭に達した。
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重大な見落としによるプロジェクトの失敗に、社長は怒り心頭であった。
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「裏切りを知った時、彼は言葉も出ないほどの怒り心頭だったよ」
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不当な請求に客は怒り心頭、静かに憤っていた。
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