面憎い
つらにくい
形容詞
標準
provoking
文例 · 用例
欲張りの田舎者ほど面憎いものはない。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
」「あの面憎い秋山男爵。
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
その言い草が面憎い!
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
これらの幾千の人びとはいずれも額に汗をにじませながら、白く灼けている空を不安らしく眺めていたが、空は面憎いほど鎮まり返って、鳥一羽の飛ぶ影すらも見えなかった。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
内儀さん気取りでいたとか、お客分のつもりでいるのが小面憎いとか、あれはただの女じゃあるまいなどと言い出した。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
「常々小面憎い葉茶屋の亭主」は「つねずねこずら憎い葉じや屋の亭主」と書かざるべからず。
— 芥川龍之介 『文部省の仮名遣改定案について』 青空文庫
かうしてお桐が面憎いといふ印象が子供の時分から平三の胸に深く刻まれて居た。
— 加能作次郎 『厄年』 青空文庫
末の妹のお夏の様に優しい女らしい所は少しもなく何となくすれて居る、小面憎いといふ気持が絶えず平三の胸にひそんで居た。
— 加能作次郎 『厄年』 青空文庫
作例 · 標準
彼の傲慢な態度は、周囲の人々にとって非常に面憎いものだった。
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試合中に相手選手への面憎いな言動があった。
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その冗談は、場の空気を悪くする面憎いなものだった。
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