詩画
しが
名詞
標準
文例 · 用例
」士整の下に「名融思、号鳳嶺、観画吏、善詩画」と註し、又観画吏の傍に唐画目利と朱書してある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
去年詩画騒動之詩、尺牘とも見申候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「去年詩画騒動」とは底事か未だ考へない。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
レッシングと云う男は、時間の経過を条件として起る出来事を、詩の本領であるごとく論じて、詩画は不一にして両様なりとの根本義を立てたように記憶するが、そう詩を見ると、今余の発表しようとあせっている境界もとうてい物になりそうにない。
— 夏目漱石 『草枕』 青空文庫
3 明の詩画家許友は、ぶくぶくに肥った背低で、身体中に毛といっては一本も生えていなかった男だが、人が訪ねて来ても、それに答礼するでもなく、そんな交際には一向無頓着であった。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
3 清の詩画家許友は、ぶくぶくに肥つた背低で、身体中に毛といつては一本も生えてゐなかつた男だが、人が訪ねて来ても、それに答礼するでもなく、そんな交際には一向無頓着であつた。
— 昭和三(一九二八)年 『茶話』 青空文庫
もしこれを言ふ時は胸裡に記憶したる幾多の詩画を取て暗々に比較して言ふのみ。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
元の四大家の一人と呼ばれる倪閣と言ふ閣を造り、常に古人の名詩画に親んでゐたと言ふことであります。
— 芥川龍之介 『文芸鑑賞講座』 青空文庫