下ろしたて
おろしたて
名詞-の形容詞
標準
brand-new (clothes)
文例 · 用例
高知市の北になった法華堂と云う山の方から飛んで来る陰火は、新しいおろしたての草履の裏に唾を吐いて、それで「法華堂の陰火よう」と、云って招くと陰火は見えていてもいなくても必ず傍へ来て燃えた。
— 田中貢太郎 『鷲』 青空文庫
寝床は粗末な拵へだつたが、上布丈は新しい、おろしたての雪のやうに真白な布だつた。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
丁度其の日は今までのクライスラーの代りにおろしたてのパッカードを運転して通った。
— 浜尾四郎 『彼は誰を殺したか』 青空文庫
壱万円の新しい札束を眼にして、ゆき子は、いつも皺くちやの金しか握つた事のない自分の哀れさがをかしくなり、銀行からおろしたての、皺のない札束が、如何にも魅力的だと、暫く、伊庭の逞ましさを考へてゐた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
【形容詞】1.かれはおろしたての帽子をかぶつて得意がつてゐる。
— 關口存男 『新獨逸語文法教程解説』 青空文庫
おろしたてのギャバジンの背広をきている。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
ちなみに あおの うわぎで しんちゅうの ボタンつき おろしたての ものでした。
— THE TALE OF PETER RABBIT 『あなうさピーターのはなし』 青空文庫
」 そして やわらか せっけんと ニットの ぬのと おろしたての あらいだわしを ものおきから とってきました。
— THE TALE OF MRS. TITTLEMOUSE 『おねずみおばさんのはなし』 青空文庫