戸籍謄本
こせきとうほん
名詞
標準
official copy of the family register
文例 · 用例
Aの言葉が一言一句、真実に相違ない事を証明するに十分な、畑中昌夫と谷山秀麿の戸籍謄本や、新聞紙面の複写フィルムを、内ポケットから探し出したばかりでなく、メチャメチャに壊れたAのカメラの中に、タッタ一枚無事に残っていた、私の妻子のグロ写真を現像する事にまで成功したではありませんか。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
「それから……これも余計な差し出口ですが、品夫さんの戸籍謄本は取って御覧になりましたか?
— 夢野久作 『復讐』 青空文庫
慶応の病院へ入る時に自分の友人の妹の戸籍謄本を使って、年齢を誤魔化して入ったと言うのですがね。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
町役場で戸籍謄本を受ける、世間的に処理しなければならないことが私にもある!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
半身手札型脱帽写真一葉、戸籍謄本、履歴書、医師の署名ある健康診断書、財産目録、これだけは忘れずに同封して、まるで保険会社の宣伝印刷物みたいに、さぞがさがさした重い書状だったろう。
— 牧逸馬 『斧を持った夫人の像』 青空文庫
いくら娼妓でも出世すればまたたいしたものだから……」 と、買い手は私の母の弱点につけ込んで、それに相槌を打つと、母はここぞとばかりに持って来ていた私の父の戸籍謄本や系図の写し見たようなものを見せて、私の家が、父のいわゆる何とかいう氏族の末裔に当るということを対手にわからせようと努めた。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
なおその騒ぎの最中に、帳場の掛硯の曳出しからボロボロになって出て来た藤六の戸籍謄本によって、藤六が元来四国の生れという事……それにつれて、藤六は、その近まわりに一人も身よりタヨリの無い男という事がわかったので、葬式は自然近所|葬といった形になった。
— 夢野久作 『骸骨の黒穂』 青空文庫
そんな話は皆、藤六の戸籍謄本とピッタリ一致した。
— 夢野久作 『骸骨の黒穂』 青空文庫
作例 · 標準
住宅ローンの審査のために、家族全員の記載がある戸籍謄本を提出した。
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本籍地が遠いので、戸籍謄本を郵送で取り寄せることにした。
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戸籍謄本を確認して、自分に異母兄弟がいることを初めて知った。
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