幻辞.com

鑑賞眼

かんしょうがん
名詞
1
標準
ability to appreciate art (music, poetry, etc.)
文例 · 用例
美人に対しても鑑賞眼がきびしいのである。
太宰治 佳日 青空文庫
しかも今日の日本では、僕らのいわゆる詩人(新詩人)が、他の伝統詩の歌人や俳人に比して、比較的に自由な新しい鑑賞眼を所有している。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
毎年の文展や院展を見に行ってもこういう自分のいわゆる外道的鑑賞眼を喜ばすものは極めて稀であった。
寺田寅彦 津田青楓君の画と南画の芸術的価値 青空文庫
私は主人の美術鑑賞眼をとても尊敬していましたので、とうとう私も逆上し、かねてあこがれの芸術家の生活をはじめるつもりで家を出ました。
太宰治 水仙 青空文庫
そうしてその定型のすべてがあの四角い、白木の舞台表面上の表現として最高級に有効で、且つスピード的に、又は内面的に充実され得る最も理想的な表現形式である……すなわち何回繰返されても飽きないものである事が、鑑賞眼の向上と共に理解されて来る。
夢野久作 能とは何か 青空文庫
全くの美術鑑賞眼をもたない人に、美しい(即ち奇麗な)絵を選ましたらいつぺんに判るだらう。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
今から考えると幼稚な鑑賞眼が楽隊入りの異形な文章に眩まされたのだろうが、「武蔵野」には非常に驚嘆した。
内田魯庵 美妙斎美妙 青空文庫
が、世間が驚嘆したのは実は威力ある肩書のためであって、その実質は生残りの戯作者流に比べて多少の新味はあっても決して余り多く価値するに足らなかったのは少しく鑑賞眼あるものは皆認めた。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
作例 · 標準
彼女は絵画に対する深い鑑賞眼かんしょうがん)を持っていて、作品の隠されたメッセージまで読み解くことができる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
若い頃は分からなかったけれど、経験を積むにつれて音楽の複雑な構成を理解できるようになり、鑑賞眼かんしょうがん)が磨かれていった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
素晴らしい建築物を見て、そのデザインの細部にまで感銘を受けた。まさに、施主の鑑賞眼かんしょうがん)の高さが伺える。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite