腕骨
わんこつ
名詞
標準
wristbone
文例 · 用例
それは是非共漁の総ての関係からして、左様いうように仕なければ漁場が荒れて仕舞うので、年のいかないものや、働きの弱い年寄などは蹈切って他所へ出ることが出来ないから、自分の方の漁場だけで働いて居るが、腕骨の強い奴は何時でも他所へ出漁する。
— 幸田露伴 『夜の隅田川』 青空文庫
これはたいてい赤貝の類の貝殼を刳り拔き、その周圍ばかりを殘して前腕にはめ込むでのでありまして、石器時代の墓場から出る人骨に、この貝輪がそのまゝ腕骨にはまつてゐるのをたび/\發見されました。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
俺を抱き、俺に枕を貸したあの嫋婉やかな腕は、いまはことごとく肉崩れ落ち、水に晒された一本の白い腕骨にすぎぬ。
— 久生十蘭 『湖畔』 青空文庫
その間に鉄の腕は狼の腹まで入り、狼は苦しまぎれに鉄の腕骨を噛み砕きたり。
— 柳田国男 『遠野物語』 青空文庫
作例 · 標準
転んで手をついた際、腕骨を骨折してしまった。
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医師は腕骨のレントゲン写真を撮り、状態を確認した。
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彼の腕骨は細く、少し触れただけで痛がる。
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