幻辞.com

赤烏帽子

あかえぼし
名詞
1
標準
strange thing
文例 · 用例
東 亭主の好きな赤烏帽子西 寺から里へ 松浦肥前守、赤き烏帽子を戴きしといふ奇解の塩尻に出でしより、人皆之に従ひて怪まず、多くの画にも、人の赤き烏帽子冠れるさまを描きたれど、土地によりては、赤烏帽子と云はずして、「亭主の好きな赤鰯」といふもあるなり。
幸田露伴 東西伊呂波短歌評釈 青空文庫
奥座敷上段の広間、京間の十畳で、本床附、畳は滑るほど新らしく、襖天井は輝くばかり、誰の筆とも知らず、薬草を銜えた神農様の画像の一軸、これを床の間の正面に掛けて、花は磯馴、あすこいらは遠州が流行りまする処で、亭主の好きな赤烏帽子、行儀を崩さず生かっている。
泉鏡花 湯女の魂 青空文庫
」 亭主のすきな赤烏帽子を指揮する処へ、つくだ煮を装分けた小皿に添えて、女中が銚子を運んで来た。
泉鏡花 白花の朝顔 青空文庫
途中鹽田村で土地の祭と見えて、赤烏帽子の子供が二人櫓太鼓の上に乘つて之れを打ち、同じやうな子供二三十人が之れを擔いでワッショワッショと押し出してゆくのに出會つた。
竹内勝太郎 淡路人形座訪問 青空文庫
挙式当日、羽山の義兄の家へ行ったところ、先方は少し酔っていて、「男のバカと女の利巧はちょうど同じだ、生活力では男にはかなわないのだから、夫を大事にしろ」「亭主の好きな赤烏帽子という意味を知っているか」などといわれ、あんな風に私が侮辱されても、羽山は何ともいってくれないのかとさびしく思いました。
その二 大岡越前守 安吾人生案内 青空文庫
クリーニング氏の義兄がすこし酔って夫人に向い「男のバカと女の利巧はちょうど同じだ、生活力は男にかなわないのだから良人を大事にしろ」「亭主の好きな赤烏帽子という意味を知ってるか」と、云ったそうだ。
その二 大岡越前守 安吾人生案内 青空文庫
ちょうど昔の日本の鎧兜のような物を着け、またその兜の上に赤地に白の段だらの切布を、赤烏帽子のような具合に後ろに垂れて居る兵士が五百人位あります。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
作例 · 標準
学習を通じて知識の幅が広がる。
研究論文は学問の進展を示す。
教育的な価値観が人生を左右する。
学問的な探求は終わることのない旅だ。